自己注射は難しい!?FSHアンタゴニスト法で採卵準備!

体外受精

体外受精は注射で通院することが多くなるので、大抵のクリニックで通院が難しい方は近くの病院で注射だけ可能だったり自己注射を選べるようですね

私も体外受精へステップアップし、仕事との兼ね合いで通院が可能か、自己注射出来るのか、心配していました

しかし、私の悩みなんて何処吹く風!?サクッと自己注射の運びとなりました

クリニックの先生は独り言を言うかのようにボソボソと話を進めていくタイプの方で、その呟きを拾いながら聞いています

採卵の手順の説明中、出来るかどうかなんて聞くこともなく、ボソボソの中に『自己注射してね』と時々聞こえました

『えっ!?あっはい。』という慌てた私の返事で深く聞くこともなく自己注射決定でした

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アンタゴニスト法は注射が多い!

アンタゴニスト法は、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)になりにくいというメリットがあり、AMHの値が高い方によく使われる採卵方法です

OHSSにはなりにくいけど、注射の本数も多く高額になりやすいようです

というわけで生理3日目からクリニックで筋肉注射(ゴナピュール)→自己注射(HMG:フェリング)2日を繰り返し卵胞の成長を見ることになりました

先生の治療方法にもよるのかもしれませんが、平均7〜10日繰り返し、卵胞が育つと排卵を抑えるセトロタイドをクリニックで行うのと卵胞を成熟させるオビドレルを自己注射するようです

順調に進んでも5本ほどは自己注射になる予定ですが、私の場合は卵胞の育ちが遅いようでフェリングの追加が出ました

自己注射は処方される前日に1度説明があり、持ち帰る当日に練習がありました

自己注射の練習で褒められる

ネットで調べてみると自己注射にも種類があり、痛みの少ないエピペンタイプだったら良いなぁなんて期待していましたが立派な針が準備されていました

注射のセットを目の前に、看護師さんが薬液の準備の仕方を説明していかれます

説明が終われば、次は実践で看護師さんに教えられながら手順を真似て行い、最後の注射は下腹部に見立てた模型にブスリです

不器用な方ではないので看護師さんから褒められつつ『これなら大丈夫ですね』とニッコリされました

いやいや!!準備なんて誰でも出来ます!

自己注射を出来るか出来ないかは、針を自分に刺せるかどうかです

刺す練習は無いのに『出来る』という判断はどうなのよ!?と思いながら後にも引けず注射セットを貰って帰りました

自己注射の難所

自己注射で1番の難所は、自分に針を刺し薬液を入れることですよね

看護師さんによると、下腹部に針を刺すところまで準備をしたら旦那さんに手を押してもらうと良いですよとアドバイスされました

なるほど!!と納得したものの夫は『無理!人の注射なんて見るのもダメ』との返事

これから注射をしなければならない人に言うセリフか!?

自分でやるしかない!と腹をくくり、躊躇したら2度と刺せないかもと感じたので、何も考えないように他人に刺すかのように摘んだ下腹部にブスッといきました

針を刺す瞬間、私はきっと能面のような顔をしていたはず、、、

自己注射は、刺す時と薬液を入れる時に少し痛みがあるだけで、クリニックでしてもらう筋肉注射の何倍もマシでした

それでも、何度やっても自分に刺す瞬間は緊張します

採卵を目前に思うこと

不妊治療は時間もお金もかかるし、授かれない間辛い思いもたくさんします

注射も医療関係者でなければ注射器自体を触ることもありません

自己注射はしなくて良いのであれば、しない方が良いですが、しなければならないのであれば滅多に出来る経験でもないと思い頑張ってみました

体外受精をして妊娠するためにも、まだまだ段階を踏んでいかなければなりません

ひとつひとつ焦ることなく頑張っていこうと思います

読んでいただき、ありがとうございます

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