40歳の採卵は期待出来ない!?FSHアンタゴニスト法で採卵

体外受精

40歳を過ぎると妊娠し難くなるといいますが、それは採卵や受精、胚の成長にも出てくるものです

タイミングやAIHでは気にならなくても、体外受精となると急に自分の年齢を突き付けられたりします

人によっては年齢の割に生殖機能が若いという方もいらっしゃいますが、自分がそうであれば良いなぁと期待するばかりです

今年に入り、ようやく体外受精へとステップアップし、高刺激法のFSHアンタゴニスト法を開始していました

生理3日目からクリニックで筋肉注射(ゴナピュール)→自己注射(HMG:フェリング)を繰り返し卵胞のサイズが16ミリ以上になり採卵の予定となりました

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40歳の採卵は期待出来ない!?

卵巣の刺激をする注射を始めて9日目、先生としてはそろそろかと準備に入ろうかとしていましたが、卵胞が育たず注射を追加し翌日再診となりました

この時採血でホルモンの値を検査していたのですが、先生が言うには『2〜3個取れそうですね』

採卵で1個も取れない人もいる中、取れそうな卵胞があるのは有難いことです

しかし、今までの内診で数こそ教えてはもらえませんでしたが、モニターには左右で10個くらいは映っていました

高刺激法にもかかわらず2〜3個!?タイミングやAIHの生理開始後から5日間のクロミッドと大して変わりません

年齢的な影響が大きいのかもしれませんが、何とも言えない気持ちになりました

初の静脈麻酔で採卵

卵の数が何個であろうと1番大きい卵胞が一定のサイズになれば採卵となるので、先生の言葉から4日後の朝8時半から採卵となりました

私の通っているクリニックは、採卵には静脈麻酔を使い、事前に気持ちを落ち着かせる注射と点滴、一通りの説明がありました

オペ室のような場所も静脈麻酔も初めてで、かなり緊張し看護士さんに言われるがまま準備されていきました

アンタゴニスト法は、採卵前に排卵してしまうことがたまにあるようで、採卵直前の内診で排卵していないことを聞き安心しました

静脈麻酔は最初、全体の10分の1位の量で様子を見て、大丈夫であれば続行という流れでした

少量の麻酔が入ると、喉の奥がひんやり冷たくなったと感じた後には天井が揺れていました

看護士さんが事前に『数を10まで数える頃には意識が無くなりますよ』と言われましたが、『3』まで数えれた自信がありません

採卵結果

採卵の結果は、採卵直後に先生が『6個取れました』と言われましたが、回復室で2時間ほど休み再度先生と話すと『7個』と言われました

7個採卵のうち5個が成熟、2個が未成熟でした

さっきより増えてると少しだけ喜びましたが、結局期待できるのは5個で、年齢の割には、、、と自分を慰めていました

そして、移植スケジュールの話になり、1番良い胚を新鮮胚移植し、残りは胚盤胞まで育てば凍結だそうです

胚盤胞まで育つ気がしないので初期胚で凍結して欲しい気持ちもありましたが、口を挟む間もなく言われたので、基本的に患者さんの希望というよりクリニックの方針のようです

新鮮胚移植に関しては、年齢や採卵後の卵巣の腫れや、内膜の厚さをみた上で最適な方法を考えて下さっているようです

先の工程を考えるとまだまだ気は休まりませんが、採卵まで終わると一仕事終えた気持ちになりますね

読んでいただき、ありがとうございます

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