不妊治療を始めると、たくさんの検査をするので自分では思ってもみなかった病気が見つかったりするようです
婦人科系の病気はもちろん、その他にも貧血や生理周期に合わせたホルモン値などさまざまな検査をします
妊娠に向けての検査のため、普段の健康診断ではしないような検査も多く、不妊治療で初めて自分の病気を知る人も多いようです
今回は生理が開始してすぐのホルモン値の検査結果を聞いてきました
自分のことは健康体だと思っていたので、先生から異常を言われた時は驚きました
甲状腺ホルモンの異常
ホルモン値の検査は、生理周期は乱れていないし、今までの卵胞チェックで排卵もきちんと確認出来ていたので多少数値が危ぶまれても特に問題ないだろうと思っていました
結果はLHとFT4の値が高いというものでした
LHは生理周期が乱れていないので放っておいても良いのですが、先生としてはFT4の値が高いことが気になるようでした
FT4は甲状腺ホルモンの値のことで、FT4が高いと甲状腺刺激ホルモンというTSHの値は低くなり、FT4が低いとTSHが高くなります
TSHの値の基準が0.5〜5μU/mLに対して、私の値は0.017μU/mLという、ちょっとどころかものすごく低いものでした
甲状腺機能亢進症が疑われるようですね
甲状腺ホルモンの異常は不妊の原因にも
甲状腺ホルモンが出過ぎることを甲状腺機能亢進症といい、代表的な病気は『バセドウ病』です
症状としては頻脈、不整脈、動悸、息切れなどあるようですが、妊娠に関しては流産のリスクが高くなるようです
また、甲状腺ホルモンが少ないことを甲状腺機能低下症といい、代表的な病気は『橋本病』です
卵巣機能が低下して排卵障害などの不妊につながりやすくなるようです
甲状腺ホルモンは高くても、低くても妊娠しにくくなるようですね
検査結果と今後
ホルモン値の検査結果からの結論は、次回の生理開始時に再検査となりました
次回はAMHの値も出ているので、FT4とLHの値も再度見たいんだと思います
妊娠しないのが前提なのね…と少々微妙な気持ちになりましたが、どちらの可能性も考えておくんでしょうね
私としては授かれても、そうでなくても甲状腺ホルモンの検査はしておきたいところです
甲状腺ホルモンは妊娠だけでなく、これからの人生にも影響しかねません
自分の身体の状態を知る、良い機会だと思い粛々とやるべき事をやっていこうと思います
読んでいただき、ありがとうございます
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