自分にとって大変なこと、辛いこと、楽しいこと、何かの出来事があれば誰かに話したくなるものですよね
でもそれが不妊治療のようなデリケートな話となると、なかなかサラリと話せる人は少ないのではないでしょうか
私もその1人で『言わなくて済むのであれば話したくない』という気持ちが強く誰にも話していません
ここで相談なり事情を話せば『この人となら分かり合えるかもしれない』『この人なら快く協力してくれるかもしれない』と思うこともあります
しかし、病気ではないのに治療が必要、そして全く関係のない人にとっては理解し難いことではないのか?などいろいろなことを考えてしまいます
相談するメリット
不妊治療だけでなくどんなことでも誰かに相談出来るというのはメリットが多いものです
赤ちゃんを待ち望んでいる人同士であれば、同じ悩みを共有したり情報交換ができるので心強いですよね
親や義両親に相談出来れば、精神的にも連日の通院も大変な時は協力してもらえるのかもしれません
実際に私が住んでいる所は車が無いと不便な地域なので『親なのかな?』と思える人と一緒にクリニックへ来ている人をよく見かけます
また、職場でも頻繁に休みをもらわやければならない時、理解してくれる人がいると心強いですよね
相談が出来る人や協力してくれる人がいるのは不妊治療の大変さを考えると必要なことなのかもしれません
話せないのは自分の弱さ!?
誰かに話し理解してもらうことのメリットは十分に分かっているつもりですが、それでも話せない話したくない気持ちもあります
同じ不妊治療をしている人なら、運良く自分が妊娠した時、相手に何と言う?
相手が先に妊娠した時、自分は心から相手の幸せを喜ぶことが出来るのだろうか?
どちらかが先に授かると、それまでの関係が終わるのではないかと思ってしまいます
また、不妊で他人に悩んでいると思われたくない、自分の弱さを見せたくない、何よりも自分の知らないところで気を遣われたくないという気持ちがあります
自分の親や友達に話せないのは相手が悪いのではなく、私が信用しきれないのとマイナス面ばかりを見てしまう自分の弱さからだと思います
思っている以上に理解してくれる人は多い?
私はまだ誰にも話せていませんが、対照的に夫はオープンな方で必要であれば話す人です
むしろ私が話さないので、なるべくまわりに話さないようにしてくれている節があります
夫がまわりに話すと、輪の中に1人や2人は不妊治療中だったり、過去に不妊治療を経験をした人がいます
『不妊治療』という閉ざされた枠の中にいるような気がしていましたが、意外と一般的なことになりつつあるのかもせれません
話す相手は選ぶと思いますが、同じ様に不妊治療をしている人や信頼出来る人であれば相談をしたり話を聞いてもらうのも良いのかもしれないと思いました
不妊治療は体力的なものより精神的なものの方が辛いことが多く、1人で抱え込まないことが大事ですね
読んでいただき、ありがとうございます
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