私は不妊様!?不妊治療中の自分の気持ちと向き合う

妊活

妊活を始めてから『不妊様』という言葉を聞くようになりました

『私は不妊じゃない、だから不妊様じゃない』なんて考えていた時期もありました

しかし、妊娠できない期間が長くなり不妊治療を本格的に始めるうちに、すごくネガティブな気持ちを感じるようになってきました

『不妊様』とは、不妊を理由にまわりに気を遣わせている人を揶揄して「様」をつけたネット用語だそうです

不妊様になっていようと、そうでなかろうと自分の感情を持て余している人は多いのではないでしょうか

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不妊治療中のツライ気持ち

子供が欲しくて不妊治療をしたり、温活やサプリメント、漢方を飲んだりしているのに何年も授かれないとだんだん辛くなってきます

妊活や不妊治療は、終わりの無い迷路のようで心も身体も疲弊していくこともあります

誰よりも頑張っていることが叶わないのは、本当に苦しいものですよね

何の努力もしないで妊娠する人の幸せそうな姿や、小さな赤ちゃんを見ると『何で私は妊娠できないんだろう』そんな思いが込み上げてきます

妊娠報告や妊婦さんの姿、そういった『妊娠』に関することに触れると、すごく悔しく悲しい気持ちになってしまったりします

切望しているものを他人が持っていると羨ましく、また妬ましいものです

何を思うも自由

妊娠に限らず自分が欲しくても手に入らないものを持っている人を見ると、その人に対して嫉妬したり、邪な考えが浮かんでくるものです

あまり思いたくはないですが、友人の妊娠が残念な結果となったことを聞いてホッとしたり

『流産すればいいのに』なんて酷い考えが浮かんできて自分の心の汚さに愕然とすることもあります

しかし、妬んで他人の不幸を願ってしまうことは誰にでもあるはずです

私は、どんなに汚い感情を持ってもかまわないと思っています

思ってしまうのは仕方ないことだから、要はそれをまわりに出すか出さないかではないでしょうか

その気持ちを否定して自分やまわりを責めるのではなく、自分の気持ちを認めることで、やり場の無い気持ちを昇華できるんだと思います

自分の気持ちの後始末

『不妊様』と言われるように、まわりの人たちに気を遣わせたり、配慮を求めれば自分は心を掻き乱されることはないかもしれません

しかし、不妊治療をすることは自分が決めたことです

そう簡単に気持ちの整理がつくものではないですが、辛いのであれば『辞める』という選択もあります

自分で選んだ道なのに他人に配慮させるのはどうかと思います

まわりの方に迷惑をかけないよう自分の気持ちの後始末くらい出来るようにしていきたいですね

読んでいただき、ありがとうございます

妊活妊活日和
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chii

40歳で2人目不妊で本格的に不妊治療を開始しました。
「子供が欲しい」「出来ない」の狭間でようやく年齢的に遅いスタートを切りました。
治療の様子や過程、思いを綴っていきます。

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アラフォーの不妊治療

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